書籍:「維持可能な社会に向かって」を読み終わる(id:yo-taka:20071231)。

主に季刊誌『環境と公害』に掲載された著者の論文集となる。
そのせいか書き下ろしの序章とあとがきが印象に残った感じ。印象的には公害問題に対する責任の追及という内容が大半で、残りは都市論(?)かな。主題とは関係無いかもしれないが、序章の「日本病」の記述が興味深い。
それと、あとがきで引用されていた「星の王子さま」からの次の言葉。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」