書籍:「セル 上巻」を読み終わる(id:yo-taka:20080905)。
うーん、描写が結構きつい。書籍タイトルが何故「セル」なのかよく判らないなと思ってたら、書籍裏表紙の作品紹介に「携帯電話」に「セル」というルビが振ってあった。最初は人間の心を包む理性とか知性とかという殻と言うことなのだろうか?あるいはその下にある何かの事を暗示しているのだろうか?...などと思っていたんだけど。なんにしても、携帯がトリガーとなるアイテムというのが何とも。著者がもつイメージなのかな?キングは携帯が嫌いなのかな?

穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。≪パルス≫。そのとき携帯電話を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に−。
目前で突然繰り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が?別居中の妻と息子は?巨匠の会心作、開幕!
(書籍裏表紙の作品紹介から全文引用)