書籍:「秋の星々の都」を読み終わる(id:yo-taka:20090322)。

舞台はフランス革命後のヨーロッパ。前半はほとんどヨーロッパを舞台に、主人公フォン・ベックの逃避行が続く。全体的に内面や思考を多く語る文体が主体で少々退屈(?)感がある。後半は、少しずつエターナル・チャンピオンの世界に以降していくが、それでも従来の作品と異なり錬金術との関わりが大部分。そして、再び聖杯と堕天使も登場...むぅ。
その他、巻末の納められた短編も不思議な感じ。未来なのだろうか?パラレルワールドには間違いないが、これで終了...なのか?