書籍:「見知らぬ明日」読み終わる(id:yo-taka:20100119)。
あぁ遂に最終巻、当然未完。この時が来てしまいました。作者没後も書きためていた巻が続けて出版されていたが、この巻(通常の半分の分量)で途切れました。途中、多少惰性で読んでいた事もありましたが、ここまで読めて良かったかもしれません。
私が初めてグイン・サーガに触れたのは、高校生の頃。友人の家で偶然置いてあった外伝「七人の魔道士」でした。そこから作者の栗本薫中島梓)に興味を持ち、その他の作品を読み始める事に。それまではもっぱらSF作品のみしか読んでいなかった私が、青春物(?)や探偵小説、ハードボイルド作品や、はては時代劇小説まで読むことになりました。読む小説の分野広めてくれ、本好き度を高めてくれた作家という事になります。
まだグイン・サーガの外伝で何冊か読んでいない作品もありますが、終わらなかった思い出となりました。全巻保管しておきます(いつの日か、もしかすると息子が手に取って読むかもしれませんね・・・)。