書籍:「シャドウ・オブ・ヘゲモン(下)」読み終わる(id:yo-taka:20100211)。
エンダーズ・シャドウはエンダーのゲームと同じ物語を別人物の視点で描かれていた。その続編としてエンダー視点の死者の・・・は、三千年後(もちろん相対論的飛行を続けた結果)の複数植民惑星世界が舞台として描かれていたのに対し、ビーン視点のシャドウ・・・はバガー戦争直後の地球が舞台。近未来地球を舞台に現実の国家での仮想史的に描かれる本作もなかなか面白い。どうやってエンダーの兄「ピーター」が本当の意味でのヘゲモンとなるのか、アシルとビーンの決着は当然ながらこの巻では判らない。ゲーム以降のエンダー視点のシリーズ同様、3部作だそうだ。