書籍:「嗤う伊右衛門」読み終わる(id:yo-taka:20100819)。
うむむ、新しい四谷怪談だ。というか、俗に言う幽霊とか怨霊とかが登場する不思議とは異なる。不思人なのは人の情という事が...。四谷怪談というと、テレビで放送した古めの邦画ぐらいのドロドロしたものしか記憶になかったので衝撃を受けた。
読んでいて寂しい(どうやら純愛物のカテゴリのようだが、そこはよく判らない...)。
なお巷説百物語の登場人物である又市も登場し、百物語のサブストーリー的な扱いにもなっている。