GHQ焚書図書開封2

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GHQ焚書図書開封〈2〉

GHQ焚書図書開封〈2〉

抹殺された本を甦らせることなしに、歴史の回復はない
アジアの国々を侵略したのは欧米諸国であって、けっして日本ではありません。
日本は侵略された側の最後の砦だったのです。それなのにいつの間にか、欧米は無罪で、日本だけが侵略国にされてしまった。そんなとんでもないことが起こっているのは、敗戦国から抜けられない日本人の心理現実で、現代の敗戦国は領土だけでなく歴史も奪われる端的な証拠です。そしてその手段の一つが焚書でした。
もしも「欧米諸国=侵略国」という常識を記した本がGHQによって焚書にされずに、日本人の意識からすっかり消されてしまわなかったら、記憶の一部は必ず強く甦り、常識の復権に役立ったでしょう。
そこで私は、本が抹殺されるということはどういうことか、歴史が歪められることはのちのちどういう悪影響を与えるか、という問題提起をしている次第です。
いいかえれば本書「GHQ焚書図書開封」の狙いは
「奪われた歴史」あるいは「空白にされた歴史」の回復にあります。(本文より)
(書籍表紙折り込みから全文引用)