日本人はとても素敵だった
11/11から読み始めていたのを読み終わる。
日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景 (シリーズ日本人の誇り)
- 作者: 楊素秋,発行桜の花出版/発売星雲社
- 出版社/メーカー: 星雲社
- 発売日: 2003/12/05
- メディア: 単行本
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幸せは大切にしなければなりません。なぜなら幸せは、国が立派であって初めて得ることが出来るものだからです。国が立派でも、国民の一人一人が立派でなければ、いずれ国は滅びてしまいます。ですから、日本の若者よ、背筋をシャンとしてお立ちなさい!そして、自信と誇りをもって前に進みなさい!私は、日本を心の故郷と思っています。そして、台湾を愛するのと同じように、心から祖国日本に栄えあれと念じています。日本の若者が強く大きく大地に立ち、自信一杯、誇り一杯で、お国をリードし、世界の平和を守る姿を見たいと願っております。(著者前書きより)
(書籍カバー折り返しの全文引用)
日本のふるさとの風景を思い浮かべるような、大東亜戦争前の台湾。巻末のシリーズ刊行によせての、タイのククリット・プラモード元首相の言葉が心に残る。
「日本のお陰でアジア諸国は全て独立した。日本というお母さんは難産して母体を損なった。しかし、生まれた子はすくすく育っている。今日、東南アジア諸国民がアメリカやイギリスと対等に話ができるのは一体誰のお陰であるか。それは身を殺して仁を成した日本というお母さんがあったためである。十二月八日は我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大決心された日である。更に八月十五日は、我々の大切なお母さんが、病の床に伏した日である。我々はこの二つの日を忘れてはならない」