帰らざる日本人
11/18から読み始めていたのを読み終わる。
帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います (シリーズ日本人の誇り 2)
- 作者: 蔡敏三,発行桜の花出版/発売星雲社
- 出版社/メーカー: 星雲社
- 発売日: 2004/12/05
- メディア: 単行本
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幸いにして、私達は子供の頃、教育勅語と武士道の躾の中に育てられました。この教育が苦しい時代にあっても、私の一生の助けとなりました。本当に、過去の日本の教育は立派でした。
日本の教育を受けた私達の世代は、その日本精神によって、台湾をより良い国にしていく義務があると思って頑張っています。
日本の若い人も、私の体験に耳を傾けて、昔の日本の素晴らしさにきちんと気付いて欲しいと思います。台湾と日本が、共に昔のような素晴らしい国になってくれるのが私の願いです。
(書籍カバー折り返しの全文引用)
戦後帰国した日本人とは異なり、日本の教育受け日本人として育った日本語を話す台湾の人々を帰らざる日本人と言うそうだ。
台湾が日本であったことも(当時の国際社会において正当な領地となった)、戦後の中国国民党統治下に起こった2.28事件のことも良く知らなかった自分が恥ずかしい。現在の日本国内のみにおける(疑うことを起こさない)認識を、哀しく思う。