パール判事の日本無罪論

12/6から読み始めていたのを読み終わる。

パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)

パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)

東京裁判の被害者は「法の真理」だった!判事十一名の中ただ一人日本無罪を主張したパール博士。判事中唯一の国際法学者だった彼は、国際法に拠らず、事後法によって行われた裁判を、戦勝国による「リンチと何ら変わらない復讐」であり、違法裁判であると非難した。後にその主張は世界中で高く評価された。
本書は、マッカーサーも認めた「東京裁判の不正」を問う。多くの日本人が信じて疑わなかった東京裁判史観と、戦後日本人の歪んだ贖罪意識にメスを入れる不屈の名著を復刊。
靖国神社問題や教科書問題の根はここにある!
(書籍裏表紙の作品紹介から全文引用)

衝撃を受ける。東京裁判の一方的な判決と、反論や後の批判を占領政策として禁止されていたなんて!戦勝国側があの裁判を過ちと認めていたのにも係わらず、当事国である日本では黙殺され、自分自身も疑問すら浮かばなかったことに愕然とする。
この年になるまで勉強不足であったことが恥ずかしい。

  • A級戦犯とは、共同謀議して、侵略戦争を計画し、準備し、開始し遂行した者であり、当時の被告人は全て該当していない。